中経出版

峰打ちをしたら刀は折れる

時代劇の間違い探し

歴史書
著者 :
若桜木 虔⊥長野 峻也
本体価格:
700 円+税
ページ数:
256
初版発行:
2015-02
ISBN:
978-4-04-601058-2
ジャンル:
シリーズ:
長谷川平蔵は「鬼」ではない、江戸時代に「脱藩」という言葉はないーー。テレビ時代劇や時代小説の中に潜む、ヒト・モノ・コトバのウソを時代考証家と武術研究指導家が軽快な筆致で一刀両断します。
著者紹介

●若桜木 虔(わかさき けん)
1947年静岡県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。戦国時代には城
持ちの武将であった家系を最大限に活かして時代考証家としての道を歩む。主著に『十六夜忍者 宮本武蔵』『御庭番通史』(いずれも青松書院)、『誰も書かなかった 江戸町奉行所の謎』(中経の文庫)、『将軍位を盗んだ男 吉宗の正体』(イースト・プレス)、『大江戸歴史講座』(晋遊舎)、『もしも戦国武将があなたの会社の社長になったら』(青春出版社)などがある。

●長野 峻也(ながの しゅんや)
1963年熊本県天草生まれ。岡山理科大学環境化学科中退。日本武道医学専門学院二期卒。武術研究指導家。神奈川県相模原市を中心に武術道場運営。『武術』シリーズ(アスペクト)や『使える武術』(筑摩書房)など、武術関連著作を多数執筆。

目  次

第1章 ヒトのウソ・ホント
江戸時代に士農工商という身分制度はなかった/大名行列に一般民衆は土下座しなかった/武士の歩き方は泥跳ねしない/江戸時代まで正座という習慣はなかったetc…

第2章 モノのウソ・ホント
峰打ちをしたら刀はポキッと折れる/真剣白刃取りは存在しない必殺技/時代劇の逆手斬りは現実的にも可能/江戸時代には日本独自の連発銃があったetc…

第3章 コトバのウソ・ホント
庶民や下級武士の家には玄関がなかった/早馬と早駕籠、どちらが早い?/江戸時代に「脱藩」という言葉はなかった/長州人が持ち込んだ「自分」と「僕」etc…

編集者からのおすすめコメント

真剣白刃取りは現実には存在しない必殺技、免許皆伝は自慢できるほどの権威ではない、「七日に一度」を「毎週」と書いたらNG、江戸時代に正座という習慣はないなど、ヒトやモノ、コトバにまつわる時代劇のウソ・ホントを紹介。これまで語られることのなかった時代劇の真実が見えてくる一冊。

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